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これからのSNS市場を分析!内製化が必須の時代へ

  • 投稿日 :
  • カテゴリー : SNS全般

株式会社ROC CEOの坂本翔です!
弊社は、SNSアカウント・広告の運用代行、SNSのコンサルティングや研修業務をメイン事業としていますが、SNS業界の流れの速さには目を見張るものがあります。
企業経営にSNS活用が浸透している昨今、この変化の流れに乗っていかないと、商機を逃してしまうことになりかねません。
そこで今日は、めまぐるしく変化するSNS業界の展望を専門家の立場から書いてみました。

SNS業界の今〜ストーリー機能〜

SNSのサービスや機能・使い方は、ものすごいスピードで変わってきました。
文字だけの発信から、画像と文字、さらに動画と、情報の形も様変わりしています。

そして今、SNSでは「ライブ配信」「ストーリー機能」が流行しています。

ストーリー機能は、FacebookとInstagramに実装されていますが、日本での流行りの発端は、「Instagram Stories(以下「ストーリーズ」)」です。

ストーリーズは、通常のフィードではなく画面上部に表示され、24時間で消える投稿機能。
24時間で自動的に消滅し、いいね!機能もなく、閲覧の足跡も外部には公開されないため、「自分の投稿はあの子の投稿と比べて反応が悪かった」など、人の反応を気にすることなく投稿できる点が人気を博し、世界中でヒットしています。

「今」やっていること、「今」感じていることをほぼ生中継できるツール。現代人の共感ポイントがそこにあるのです。

Instagramでは、このストーリーズに最近「ハイライト機能」が追加され、本来は24時間で消えてしまう自分のストーリーズをプロフィールページで残せるようになりました。
自分の意思でストーリーズのコンテンツを残せるようになったことで、今後さらにストーリーズの利用者も増えることが予想されます。

さらに、2017年に”インスタ映え”が流行語大賞になりましたが、2018年は「ストーリージェニック」という言葉も出てきています。

これは、見た目のかわいさ、カラフルさ、オシャレさよりも、裏にある歴史や背景、物語に趣が感じられることを言います。つまり、物語性(ストーリー性)に価値を見出しているわけです。

「ストーリージェニック」には、このようなストーリー性を重視するという意味もありますが、”ストーリー映え”という意味合いもあります。

通常投稿の画像や動画だけでは伝えづらいことも、ストーリーズの画像や動画だと、全画面表示であることによる画の力やカメラワーク、音なども活用することで、より身近にリアルに伝えることができます。
このようなストーリーズならではの方法で、ストーリーズで映える表現をすることを”ストーリー映え”と言います。

今、InstagramストーリーズのDAU(1日の利用者数)は3億人を超えています。日本では、”インスタ映え”の後押しで、さらに増加中です。
フィード画面をスクロールせず、ストーリーズしか見ない、ストーリーズにしか投稿しないというユーザーも若い層を中心に増えているのが現状。

FacebookストーリーやInstagramストーリーズを使えば、新しい情報発信ができるようになります。
例えば、飲食店。これまで完成系の料理の写真を投稿していたけれど、その料理が厨房で完成していく過程をストーリーで投稿するとおもしろいと思いませんか?

ストーリー機能は、完成までの過程や準備風景などのプロセスを見せることにも向いていますので、ぜひ読者の皆様なりの様々な活用法を見出してください!

SNS業界の今〜ライブ配信〜

昨今、Facebook社は動画ファーストと宣言し、ライブ配信を流行らせようとしている傾向が見て取れます。
例えば、Facebookでは、フィード上でライブ配信を優先するアルゴリズムを導入しています。
また、友達がライブ配信を始めるとプッシュ通知が送信され、ライブ配信中の友達のストーリーアイコンが赤色に変わります。あの青いデザインのUIの中に赤色があると、ものすごく目立つのです。

このようなFacebook社の動向は、傘下であるInstagramはもちろん、他のSNSにも少なからず影響が及びますので、SNSを普段運用している方は注目です。

実際に、主要なSNSはライブ配信機能を強化しています。

ライブ配信機能

このように、どの主要SNSもライブ配信機能を実装しており、特にスマホ前提で機能を充実させています。

ではなぜ今、ライブコンテンツが流行るのでしょうか。

そもそもスマホの機能や性能が上がったことにより、情報発信のハードルが一気に下がりました。街中では無料のWi-Fiが使えるなどインターネット環境も整い、通信規格も4Gと高速化し、動画の重いデータも気軽に配信できるようになったのが、一つの大きな要因だと思います。

これから2020年には5Gとなり、通信速度が現在の4Gの100倍になるとも言われています。重いデータも瞬時に送信でき、ライブ配信やライブ動画の閲覧もスムーズになっていきます。
これにより、現在よりもさらに、ライブコンテンツが世の中に浸透すると考えられます。

現在の話に戻ると、ライブコンテンツが出てきたことで、情報の鮮度があっという間に落ちてしまいました。
そして、作り込まれた情報に面白みを感じることは少なくなり、そのような飾った情報に触れることに人々は疲れています。

だから、われわれ現代人は「今」「ありのまま」の情報に価値を見出していると私は考えています。SNS上では、それを満たすのが「ストーリー機能」と「ライブ配信」なのです。

これは、テレビと同じ理屈だと思っています。
テレビ番組にも、生放送と収録の2種類あります。収録され、編集され、テロップがつけたれた番組よりも、生放送の方がおもしろいと思いませんか?
台本があるとはいえ、生放送の方がおもしろい理屈。これがSNSでライブ配信がヒットしている理由と同じだと考えています。

また、テレビの生放送とは違うSNSのライブ配信の優れた点は、配信中にコメントで双方向のやりとりができること。
配信側は「今〇〇についての質問をいただきましたのでお答えします。」という形で、視聴者側の声にすぐ答えられるのです。

また、Instagramのライブ配信では、視聴している友人を招待して、自分以外のユーザーを巻き込んだ複数人でのライブ配信も可能になっています。

「今しか見れない」ということに価値を感じている私たち。
これからは、ライブコンテンツをうまく活用した企業が成長するのは間違いありません。

企業はどう対応すればいい?

SNSは企業の広報、採用など広いシーンで欠かせない手段となりました。
そして今、ストーリーやライブ配信などライブコンテンツの充実が鍵を握るわけですが、企業はどのように対応すればよいのでしょうか。

その答えは、社内にSNSの担当者を配置し、定期的、継続的、戦略的に、ライブコンテンツも含めたSNS発信をしていくことです。

これまでは、弊社のようなSNSアカウントの運用代行業者などを利用して、外注でなんとかなっていました。SNS広告も同じです。

しかしながら、ストーリーやライブ配信のようなコンテンツが主流になってくると、社外に外注することは難しいのが現状。
現場の”今”を伝える作業を外注業者が担当する場合、たいへん高額になってしまうでしょう。作業面でも費用面でも非現実的です。

そうなると、社内でSNSをしっかり運用してくれる担当者を設置する方が現実的な方法になるので、SNSに精通した社員を社内で育成する必要がでてきます

どんな投稿内容にすればいいのか、どんなライブ配信をすればいいのか、いつストーリーをすればいいのか、どんなターゲティングでどんな内容の広告を打てばいいのか・・・。

SNSの仕組みを理解し、SNSにおけるマーケティングノウハウをもった社員がいること。これが、今後の販路拡大や営業力強化のポイントになるのは必至です。

実際、弊社がSNSコンサルティングや運用代行を担当しているクライアント様を見ていても、SNS担当者の育成は、企業の近々の課題になっていると感じています。

ROCができること

このようなSNS業界の変化に対応し、弊社ではSNS運用の内製化を強くおすすめしています。

株式会社ROCは、SNSアカウントやSNS広告の運用代行を、創業から数えると4年以上行ってきました。
また、相談ベースのものも含めると、これまで約5,000社のSNSアカウントを見てきた実績があります。当然そのノウハウを蓄積しています。

このノウハウを全国の企業やお店に伝え、自社でSNSを使いこなせるように支援することは、私たちの責務だと考えています。

そこで、「SNS顧問」として、全国の企業やお店がSNSを内製化できるように、3プランの内製化支援サービスをリリースしました。

「なぜ現代においてSNSでの発信が必要なのか」「なぜ継続的に戦略的に配信すべきなのか」といった担当者のマインドセットから始まり、運用のポイントや注意点などのノウハウも伝え、クライアント企業の中にSNSのプロを育成します。

今回リリースしたSNS顧問は、オンラインミーティングをベースとしているので、全国の企業やお店が対象です。

特に地方は、SNS活用を学べるような単発のセミナーも圧倒的に少ないのが現状。こだわりのある良いものがたくさんある地方こそ、SNSを活用して全国に発信すべきです。

これまでは拠点のある関西や東京が中心でしたが、今後は日本全国の企業やお店をサポートしていきたいなと思っています。

社内にSNSを使いこなせる人材がいるかどうかは、今や企業にとって死活問題。

ROCのノウハウを駆使してSNS運用を内製化し、集客や売上アップ、知名度や認知度の向上、採用などを自力でできる企業やお店を全国に増やしてまいります!

株式会社ROC 代表取締役CEO 坂本翔

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