LINE@を使っている方へ。LINE社から重大なお知らせが届いていたのはご存知ですか?
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2018年11月、LINE@は「LINE@サービス統合のお知らせ」というタイトルで、公式ブログを更新しました。
2018年の6月に開催されたLINEの「LINE CONFERENCE 2018」では、今後の事業戦略について発表がありました。その中には、「複数ある法人向けアカウントの統合」「従量課金制の導入」などの内容があったのです。
この発表の時点では時期は未定とされていたので、いつからサービスが始まるのかと思っていたのですが・・・。いよいよ2019年の春に「LINE@」は「LINE公式アカウント」「LINE ビジネスコネクト」「LINE カスタマーコネクト」とサービス統合し、名称を「LINE公式アカウント」として生まれ変わるようです。
「え、それってどういうこと・・・?」
「今までと何が変わるの?」
「面倒な手続きとか、何かやらなきゃいけないの?」
そんな疑問をお持ちの方のために、今回はLINE@のサービス統合についてまとめました!
Contents
LINE公式アカウントへのサービス統合とは?
そもそも、この「LINE公式アカウント」とは何でしょうか? 公式ブログでは次のような記載があります。
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2019年春、「LINE@」は「LINE公式アカウント」「LINE ビジネスコネクト」「LINE カスタマーコネクト」とサービス統合し、名称を「LINE公式アカウント」として生まれ変わります。
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サービス統合は2019年春以降から、現在のLINE@アカウントは2019年春以降から所定の期間内に統合後の新サービスへの移行を行っていただきます。
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(引用:LINE@公式ブログより)
つまり、LINE@という名称は、「LINE公式アカウント」に変わります。「LINE公式アカウント」となることで、既存機能が改善されたり、新機能が利用できるようになります。
2019年の春頃からこのサービスが利用できるようになります。そのため、急に管理画面に入れなくなったり、使えなくなったりする、ということはなさそうです。
では、具体的にどんなことが変わるのでしょうか?
LINE公式アカウントサービス統合で変わる点
現段階で発表されている内容で、特に注目すべきことは以下の3つです。
有料プランのみだった機能が全プランで利用可能
これまでは有料プラン限定で利用できる機能がありました。
例えば、リンク付きの画像を配信する「リッチメッセージ」もその一つです。
これは、テキストでリンクを送る場合と比べ、画面いっぱいに大きな画像を送信できます。見栄えが良いだけでなく内容も視覚的に伝わるので、ぜひ活用したい機能の一つ。
この機能、月額5000円のプランからのみ利用可能だったのですが、無料で使えるようになります。
他にも、県別、性別、年齢別など、登録しているお友だちの属性でセグメントしてメッセージ配信ができるようになります。
この機能は月額20000円のプランに申し込まないと利用できないものでした。それが、これも無料で使えるようになるのです!
ターゲットに沿った配信ができるようになれば、メッセージの反応率の上昇も期待できます。以前からこれを利用したいと思っていた方は、かなり多かったのではないでしょうか。
メッセージ配信が従量課金制に
もう一つ、注目すべき変更点が、従量課金制の導入です。
後述しますが、これはプランごとに設定されている無料配信分を超えた分につき、追加で費用が請求される仕組みです。
ただし、無料のフリープランの場合、1000通の無料配信分を超えた追加配信はできません。
新サービスへ移行したほうが良いのか? それとも現在のサービスのまま運用したほうが良いのか? おそらくこの点が分かれ道になってきます。
新サービスへの移行は選択可能
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新サービスへ移行を行わない限りは、現在のLINE@の機能・料金を継続して利用することが可能です。
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(引用:LINE@公式ブログより)
上記の通り、新サービスにすぐに移行するかどうかは、こちらが選択できます。今後もさまざまな情報をチェックしながら検討しましょう。
では、この新サービスの移行は、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
LINE公式アカウントサービス統合のメリット・デメリット
現段階で発表されている内容で判断することになりますが、次のようなメリット・デメリットが考えられます。
メリット
これまで有料だった機能が全て無料で使えるようになる。これは最大のメリットと言えるでしょう。
LINEの日本におけるユーザー数は7,600万人。しかも、アクティブ率は85%以上です。
LINEの導入は業種問わず、日本で日本人を対象にビジネスをしている企業は、必ず活用すべきツールだと考えています。しかもこれが、無料ですべての機能が使えるのです。利用しない手はありません。
(LINE活用法についてはこちら:今さら聞けない「LINE@」基本機能+活用法)
デメリット
では、デメリットについてです。
ポイントとなるのは、メッセージ配信数です。例えば、月額5000円のライトプラン(現在のLINE@ベーシックプランに当たります)で考えてみましょう。
メッセージ配信数:15000通までは追加料金無し
※15000通を超えたら、1通あたり5円
15000通はどのくらいなのかが、すぐに想像つかないかもしれませんので、簡単に計算してみます。
友だちの数が1,000人、配信回数が週1回(月4回)の場合ですと、次のようになります。
このくらいなら、特に問題はありません。
では、配信回数が2倍の月8回となると、どうなるでしょうか。
追加料金がいらない15000通を超えてしまいました。超えてしまった1000通に対しては追加料金として、1通あたり5円かかります。
つまり、月額5000円にこの追加料金がプラスとなり合計10000円、2倍になってしまうのです。
友だちの数やメッセージ配信予定数、社内の予算等とも相談しながら、プランを選択してください。
(プランの詳細等はこちら:LINE@サービス統合のお知らせ)
すでにLINEをビジネスで利用中の企業・店舗がやるべきこと
すぐに新サービスへの移行をする必要がないとはいえ、今のうちから準備をしておきましょう。
上のデメリットで述べたように、メッセージの配信回数が多い企業・店舗にとっては、これまで以上に運用コストがかかってしまう可能性があります。そこで現在の月あたりのメッセージ配信数を把握しておきましょう。
また、今後友だちの数が増えた場合のメッセージ配信数の見込みも、検討しておくことをおすすめします。新サービスへの移行期間になってから、慌てて決めることがないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
年末年始は忙しい企業も多いかと思います。しかし、「すでにLINEをビジネスで利用中の企業・店舗がやるべきこと」にまとめた内容については、早めに確認しておくことをおすすめします。
なお、今後もLINE社からは定期的に、サービス統合に関するお知らせがあるようです。
すでにLINE@を利用している企業の担当者はもちろん、これから導入をする予定の方も、最新情報のチェックを忘れないようにしましょう!
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