Instagramハッシュタグの効果的な使い方と選び方を徹底解説
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インスタグラムといえば、「インスタ映え」という言葉からか、「写真が大事」と考えている人は多いと思います。でも、それと同じくらいに大切なのがハッシュタグ。
あなたの投稿では、ハッシュタグを正しく使えていますか?
「実はよく分かってなくて、なんとなく入れています……」
「どういう言葉をハッシュタグにしたらいいのか、わかりません……」
「なんかごちゃごちゃして見えるから、あまり使いたくなくて……」
そこで、今回はハッシュタグの正しい使い方・選び方をまとめました!
※最終更新:2021年1月25日
Contents
そもそもハッシュタグとは?
Instagramは、TwitterのリツイートやFacebookのシェアといった、情報を拡散する機能がありません。そのため、フォロワー以外のユーザーに自分の投稿を届けようと思うと、ハッシュタグを使う必要があります。
ハッシュタグは、半角の「#」のあとに特定の言葉をつけることで、そのハッシュタグごとに投稿をカテゴライズでき、Instagram内の検索に引っ掛かるようになるので、自社のアカウントの認知拡大につながります。
では、そのハッシュタグ。投稿するときは何個つけるといいのでしょうか?
ハッシュタグはいくつつけると効果的?
以前は、「7つが良い」とか「いや、11個だ」など、いろいろな説がありました。結論から言いますと、おすすめするハッシュタグの数は30個です。
2018年6月、サンフランシスコにて、Instagramチームから「Instagramのアルゴリズムに関する説明」があったのですが、その際に、ハッシュタグの数などを理由にしてユーザーの投稿を隠したりはしないと語っています。
ハッシュタグの数がいくつであっても、フィードに投稿が表示される優先度が変わらないなら、多くつけたほうが多くのユーザーに知ってもらう機会が増えます。ハッシュタグは、自社のアカウントに辿り着いてもらえる道を増やすことになるからです。
そのようなことから、ハッシュタグは一つの投稿に上限の30個をつけることをおすすめします。
ただし、ハッシュタグと写真の親和性が重要だとも言われていますので、投稿内容と関係のないハッシュタグで埋めないよう注意しましょう。
ハッシュタグはどこに書けば効果的?
ハッシュタグを書く場所について、よくセミナーやコンサルの場で質問をいただきます。
キャプション欄(文章を書く場所)に書くのと、コメント欄に書くのとでは、あなたはどちらが良いと思いますか?
Instagramは写真などの「見た目が重視されるSNS」です。見た目を重視しているので、投稿そのものも一つのデザインととらえることができます。ハッシュタグが文章の後にごちゃごちゃ入っているよりも、コメント欄に入れて隠したほうが、写真がさらに際立ちます。
それに、コメント欄に書いてあれば、上限の30個を書いてもごちゃごちゃした感じがありません。
以上の理由から、コメント欄に書くことをおすすめしています。ちなみに、キャプション欄とコメント欄、ハッシュタグをどちらに書いても効果に違いはありません。
ただし、ハッシュタグをコメント欄に書く場合、一つだけ注意していただきたい点があります。それは、あとから編集ができなくなること。修正が必要になった場合、ハッシュタグを書いたコメントを削除して、改めてコメントし直さなくてはなりません。
どんな言葉をハッシュタグにしたらいい?
では次に、「どんな言葉をハッシュタグにしたらよいか」をお伝えします。具体的には4種類あります。
4種類のハッシュタグ
・会社名や商品名や地名など、自社固有のハッシュタグ
30個のうち、5個くらいまではこの種類のタグを使うことをおすすめします。
弊社の場合、次のようなハッシュタグが考えられます。
#坂本翔
#Instagramマーケティングセミナー
#神戸
・投稿に関連する日本語のハッシュタグ
30個のうち、10〜15個くらいはこの種類のタグを使うことをおすすめします。
現在のInstagramでは、検索に2つの単語を使うことができません。2つの単語を組み合わせたハッシュタグも用意しましょう。また、店舗がある業種の場合は、「地名+商品」を組み合わせたハッシュタグも入れてください。
例えば、渋谷のネイルサロンの場合、次のようなハッシュタグが考えられます。
#ネイルアート
#ネイルサロン
#渋谷ネイル
・投稿に関する英語のハッシュタグ
30個のうち、10個くらいはこの種類のタグを使うことをおすすめします。
「え! 英語のハッシュタグも入れないとだめなの?」
そう思われた方もいるかも知れません。ここで英語のハッシュタグが必要な理由を説明させてください。
Instagramの月間アクティブアカウント数は、10億を超えています。そのうち日本国内の月間アクティブアカウント数は、2018年9月の時点で2900万。日本語圏ではない人のアカウント数が、圧倒的に多いのです。
英語のハッシュタグをつけてると、日本語圏ではない方の目にとまる可能性があります。日本語で文章を書いているので、内容はわからないかもしれません。でも、写真を見て「これいいな」と思って、「いいね」をしてくれる外国の方はいます。
そういった外国の方からの「いいね」を集めることで、エンゲージメント数(ユーザーが投稿に対して「いいね」やコメントなどの反応をしている数)が上がり、フィードのアルゴリズム的に、投稿が表示される優先度も上がっていきます。
その結果、本来ターゲットとしている日本人にも表示されやすくなるのです。
ハッシュタグには単純に英訳したものだけではなく、写真や内容に関連する英単語も入れてみましょう。
例えば、神戸のアクセサリーを扱うお店を例にすると、次のようなハッシュタグが考えられます。
#handmade
#kobe
#fashion
・心の声、独り言のハッシュタグ
絶対に必要というわけではないのですが、投稿のオチとして使えるハッシュタグです。タレントの渡辺直美さんが始めたと言われている使い方で、投稿内容に面白さをプラスすることができます。
#けど好き
#とか言ってみる
ハッシュタグが思い浮かばないときのお助けツール
「投稿内容に関連したハッシュタグを30個も思いつかないな……」
そういう方におすすめしたいツールがあります。それは、Reposta(レポスタ)というツールです。
このツールの「ハッシュタグ分析機能」を使うと、投稿に付けるべき適切なハッシュタグがわかります。
まずは、「このハッシュタグで検索されたときに自分の投稿をトップ表示させたい」と思うハッシュタグを思い浮かべてください。それをRepostaのハッシュタグ分析ページで入力し、追加します。
そのハッシュタグを付けていただくことはもちろん、そのハッシュタグと一緒にどのハッシュタグを付ければよいのか、無限にあるハッシュタグの中から、Reposta独自のアルゴリズムで自動抽出し、ランキング表示します。
あとは、上から投稿に関連するハッシュタグを選んでいただくだけで、ハッシュタグ選定は完了です。
このハッシュタグ分析機能は、有料プランの機能ですが、有料プランには無料トライアル期間も設けられていますので、まずはぜひ一度お試しください。
(関連記事:なんとなくハッシュタグを付けている方必見!Instagram運用におけるハッシュタグ攻略法)
まとめ
いかがでしたか?
30個のハッシュタグを入れるのは、最初は大変だと感じるかもしれません。でも、そのハッシュタグは毎回30個全てを変える必要はありません。
いつも使うハッシュタグは、メモアプリなどに残しておくことをおすすめします。皆さん自身がいつも使い慣れているメモツールなどがあるかと思いますので、そこにすぐ投稿できるようにまとめておきましょう。
事業内容や商品を変えない限り、投稿に関連する日本語のハッシュタグと英語のハッシュタグは、だいたい同じようなものになるかと思います。本記事でご紹介したツールなども活用しながら、写真や内容によって、必要な箇所を書き換えればそれほど時間はかかりません。
Instagramでは、こちらからユーザーの目に触れるきっかけを積極的に作る必要があります。貴社のサービスや商品を多くの方に知っていただくために、ハッシュタグは欠かせません。
いろいろなハッシュタグを試して、ユーザーの反応を観察してみましょう。そして、ユーザーがどんな言葉で検索してくれるのか、どういうときに検索するのか、ターゲットとなるユーザーのことを想像しながら考えてみてくださいね。
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