Instagram担当者なら知っておきたい!「4種類の投稿」とは?
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Instagramには、通常投稿、ストーリーズ、IGTVと、3つの投稿方法があります。
その中でも今回は、通常投稿の種類についてお伝えします。
「写真や動画が必須のInstagramで、何を投稿すればいいのかわからない」「同じテイストの投稿ばかりでフォロワーに飽きられていないか心配」というInstagram担当者の方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
SNSの4種類の投稿とは?
ROCではInstagramをはじめとするSNSの投稿は、次の4種類に分けて考えています。
・直接宣伝型投稿
・間接宣伝型投稿
・情報提供型投稿
・日常型投稿
これらをターゲットや業種などに合わせて使い分ける必要があります。
では、一つずつ解説していきます。
直接宣伝型投稿
商品の概要や価格を記載して購入ページに誘導するような、明確に宣伝色が出ている投稿を指します。ショッピング機能付きの投稿はこれに当たります。
ショッピング機能を利用していれば、画像のタップから詳細情報が確認できます。そのため、キャプション部分の文章は長文にする必要がなく、シンプルでOKです。ショッピング機能を使えるアカウントは、直接宣伝型の通常投稿がスムーズに行えます。
一方、ショッピング機能が使えないアカウントの通常投稿の場合、Instagramは投稿の文中にURLを貼ってもリンク化しません。そこで、「プロフィールページのURLからご注文ください」と、まずはプロフィールページに誘導することになります。
また、Instagram広告を使えば、投稿を広告にかけることができるので、その際に指定のURLにリンクさせることが可能になります。
間接宣伝型投稿
明確な宣伝はせず、宣伝したい商品やサービスが写真に写っていてその世界観を表現したり、商品名やサービス名などがさりげなく文中に登場したりするような投稿を指します。自社商品を使用した際の感想を「お客様の声」というかたちで伝えるような投稿も、ここに分類されます。
商品の世界観を表現することに徹していて、最もInstagramらしい投稿と言えるでしょう。
この投稿では、商品が写真に写ってはいるもののショッピング機能は付けられておらず、宣伝色を感じる文章も書かれていません。
何かを販売する場合、商品自体の機能や効果をつたえるのは重要です。しかしInstagramでは、「この商品を持っている自分」「この商品がある生活」「この場所にいる自分」を投稿から連想させ、「欲しい」と思わせることが最も大切なのです。
見込み客であるフォロワーの中でユーザーに選ばれるのは、ニーズが顕在化したタイミングで最初に思い浮かんだ企業やブランドです。
これがInstagramにおける集客の本質です。
そのためには、継続的にフォローをしてもらい、投稿を見続けてもらうことで、フォロワーの記憶に残る必要があります。投稿を見続けてもらうには、避けられがちな宣伝色は抑えて、世界観・雰囲気を伝える間接宣伝型投稿が必要なのです。
情報提供型投稿
フォロワーやフォロー前のターゲットユーザーが、「読んで役に立った」と感じてくれる投稿を指します。60秒以内の動画、もしくは文章と画像で、ターゲットユーザーに役立つ情報を配信するのです。早速例を挙げてみます。
通常投稿であれば、60秒までの動画が投稿できます。ここでご紹介した事例は、セルフネイルについての情報提供動画です。
定期的にネイルを自分で行っている女性にこの動画が届けば、「役に立った」と感じてもらえます。そのため、新規フォローや入口商品の販売につながっていく可能性があります。
また、プロフィールページの世界観を壊さない範囲で画像に文字を入れ、それを左にスワイプする形で続きが読めるようにするパターンもおすすめです。こうすれば、キャプション欄に長文で文章を書く必要がありません。ユーザーは画像をスワイプすることで、楽しく読み進められます。
こちらは弊社の事例です。堅苦しくならないよう、公式キャラクター(ロックン)を登場させています。このアカウントでは、情報提供型投稿に特化し、SNSについて気軽に学んでいただけることを目指しています。
「無形商品を扱っているため、Instagramでの表現が難しい」と感じている方こそ、ぜひ情報提供型投稿を活用してみてください。
弊社も無形商品を扱う業種ですが、ここでご紹介した投稿事例のように情報提供を行うことで問い合わせにつながっています。
ユーザーに「自分にとってメリットがあるアカウントだ」と感じてもらえれば、フォローを継続してくれ、信頼を得られるのです。
日常型投稿
アカウントの”中の人”の人間性を出した投稿やスタッフ紹介、季節感の感じられる投稿など、アカウントに対する親近感を演出する箸休めの投稿を指します。前述の3つのどれにも当てはまらないような内容です。
この日常型投稿は、本書では何度も登場しているシャンプーブランド「ボタニスト」のアカウントから実際に配信された投稿です。
商品であるシャンプーの話はせず、秋を感じさせる写真と文章になっています。これを見たユーザーは、「このアカウントを運用している方も、今同じ季節を感じているんだな」と共感が生まれることで親近感がわきます。そしてそれが、今後の投稿のエンゲージメントにも影響してきます。
ただし、この日常型投稿はあくまでもアクセントの1つとして箸休め的に使用するもの。この種類の投稿が多くなってしまい、本来のInstagram運用の目的を見失わないように注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?これまでの自分の投稿を見てみてください。きっと、「これまでは直接宣伝型投稿ばかりだったな」「もっと動画を投稿した方がいいな」など、様々な気づきがあるはずです。
仮に、同じ画像であっても、文章次第で投稿の種類は変わってきます。写真や画像は大切ですが、文章も工夫が必要です。普段から様々なアカウントの投稿をチェックしてみてください。自社のアカウントに活かせるヒントがあるはずです。
最後に一つ補足しておきます。
通常投稿での日常型投稿の割合は、全体の1割程度に抑えるべきです。それ以外の3つの投稿の割合については、業種や扱う商材、ターゲットによっても変わってきます。いろいろな投稿を試しながらインサイトも活用して、自社のターゲットの反応がよい投稿を見極め、4種類の投稿を使い分けられるようにしましょう。
(関連記事:【保存版】これさえ読めば分かる!Instagramの全機能と効果的な使い方)
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