毎回投稿内容に迷う方必見!ストーリーズやIGTVでも「4種類の投稿」は必要?
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- カテゴリー : Instagram
前回は、通常投稿の「4種類の投稿」についてお伝えしました。前回の記事で「4種類の投稿」の概要をまとめていますので、まだご覧になっていない方は、先にそちらからお読みいただくことをおすすめします。
(前回のブログ:Instagram担当者なら知っておきたい!「4種類の投稿」とは?)
さて、今回のブログでは、ストーリーズとIGTVの投稿の種類についてご紹介します。
Contents
ストーリーズでも「4種類の投稿」を意識しよう
ストーリーズでも通常投稿と同様に、4種類全ての投稿をしていくことになります。まずは、直接宣伝型投稿の例をご紹介します。
(関連記事:今からでも間に合う!Instagramストーリーズの機能と使い方を徹底解説)
直接宣伝型投稿の事例
ストーリーズは、ハイライトに残さない限り、投稿から24時間しか表示されません。その性質上、タイムリーな内容を投稿するのが合っています。
ストーリーズでは、通常投稿では控えていた宣伝色の強い投稿も行うことができます。例えば、期間限定で行うセールやバーゲンのポスター画像などです。
このようなポスターやチラシなどの画像は、ユーザーには明らかな宣伝色を感じてしまいます。そのため、プロフィールページでは浮いてしまう可能性があります。
世界観の作り方によっては絶対にNGというわけではないものの、プロフィールページの統一感を壊すと考えられる場合は、通常投稿ではなくストーリーズでの投稿をおすすめします。
他にも、ショッピング機能を付けたストーリーズはもちろん、ショッピング機能付きの投稿を通常投稿で行った場合に、それを投稿した旨をストーリーズでお知らせする、という使い方も直接宣伝型投稿に分類されます。
間接宣伝型投稿の事例
次は、間接宣伝型投稿の例です。
ストーリーズの間接宣伝型投稿では、裏側やプロセスを見せることがポイントになります。例えば、期待値を高めるためにイベントの準備風景を投稿したり、イベント当日をライブ配信したり、といったものです。
ちなみにInstagramのライブ配信は、Facebookとは異なりストーリーズで行う形になります。
▲イベント開催中の様子をストーリーズで配信している例
(@mama_felissimo)
他にも、例えば飲食店であれば、お客様にお届けする料理を作ったり、盛り付けたりしている様子をストーリーズで投稿し、最終的に通常投稿で完成した料理を紹介することにつなげていく、というストーリーズから通常投稿への流れを作るのもおすすめです。
情報提供型投稿の事例
次は、情報提供型投稿ですが、先に注意点を2つお伝えします。
まず一つ目ですが、通常のInstagramアカウントには、ストーリーズに外部リンクをつける機能がない、ということです。
フォロワー1万人以上のアカウントや青いバッジがついた認証アカウント、またはストーリーズを広告にかけるような場合であれば、上にスワイプする形で、外部サイトへのリンクを付けられるようになります。
もう一つは、ストーリーズの動画は15秒までという制限があることです。
15秒以内の動画での情報提供は可能ですが、それを超える動画を15秒単位で切って連ねていくと、ストーリーズの数が増えてしまいます。あまりに数が増えすぎてしまうと、ユーザーの見る気を損なう可能性もあり、適切とは言えません。
1つのストーリーズの中にタイプモードで長文を書くことも可能ですが、これも、自動で流れていく性質上、長文を書いたところでフォロワーにきちんと読んでもらうのは難しいでしょう。
では、ストーリーズにリンクを張れない通常のアカウントでは、どのように情報提供型投稿を作ればよいのでしょうか?
それには、次の2つの方法があります。
①情報提供型の通常投稿を、紙ヒコーキマークから自分のストーリーズでシェアする
②情報提供型のIGTVへのリンクを貼ったストーリーズを作る
▲①通常投稿の紙ヒコーキマークからストーリーズにシェアする例
(@priglio)
▲投稿の画像をタップすると、その投稿にリンクする
▲②ストーリーズにIGTVへのリンクを貼る例
(@genxsho)
▲下部を上にスワイプすると、IGTVへリンクする
ストーリーズでは、この2つの方法で情報提供型投稿を作ることができます。ぜひ試してみてください。
日常型投稿の事例
最後は、日常型投稿です。
ストーリーズによる日常型投稿は、中の人の日常をアカウントの世界観を崩さない範囲で投稿したり、次のようなストーリーズを投稿したりすることが、日常型投稿の中心になってきます。
▲タイプモードで必要な情報だけを共有
これは、台風や地震など近年多い災害によって、臨時休業や営業時間の変更をする際に行ったストーリーズ投稿の例です。
タイムリーな「今」の情報をアップするのが、ストーリーズの役割でもあります。通常投稿でプロフィールページにずっと残しておく必要はないけれど、今すぐフォロワーに届けたい緊急性のある内容は、ストーリーズの性質を活かした日常型投稿に分類されます。
ストーリーズの4種類の投稿事例はここまでです。いかがでしたでしょうか?
「ストーリーズもいいけど、もう少し長めの動画を投稿したい」と考えているなら、IGTVをぜひ活用しましょう。次はIGTVの投稿について説明します。
IGTVで投稿するなら「間接宣伝」「情報提供」がおすすめ
まずは、IGTVの概要についておさらいしておきましょう。
IGTVは、15秒~10分の動画を投稿可能な動画サービスです。認証アカウントなど一部のアカウントでは、60分までの動画が投稿できます。Instagramからも閲覧可能ですが、IGTV専用のアプリもあります。
IGTVの特徴はスマホの画面に合わせた縦型動画であること。YouTubeのように1つ1つ読み込む形ではなく、スワイプで次の動画へとサクサク移動できます。
この「他の動画へ移りやすい」という仕組みから、まずはカバー画像で目に止めてもらい、さらに最初の数秒でユーザーの興味を引き付ける構成が必要と言えます。
基本的にIGTVは、通常投稿の60秒やストーリーズの15秒では足りない、長めの動画を投稿するものです。また、「TV」というだけあって、きちんと作り込まれた動画が多いのが現状です。
こうしたことを踏まえると、IGTVでは「間接宣伝型投稿」「情報提供型投稿」を投稿していくことになります。
(関連記事:Instagramの新サービス「IGTV」はビジネス活用できるのか)
間接宣伝型投稿の事例
まずは、間接宣伝型投稿の例をご紹介します。
例えば、商品の製造過程や開発者のインタビューなどを動画で撮影してブランドのイメージを伝える投稿が良いでしょう。通常投稿やストーリーズの短い動画では伝えきれない世界観を表現するのもおすすめです。
DiorのIGTVは、まさにこの間接宣伝をうまくしている事例と言えます。
普通は見ることのできない商品ができあがるまでの製造過程を見せることで、ユーザーに共作しているような意識を持ってもらい、ブランドに対する愛着や親近感につなげていくことができています。
情報提供型投稿の事例
IGTVの情報提供型投稿も、通常投稿やストーリーズの短い動画では伝えきれない、ターゲットユーザーに喜ばれる内容にすることは共通です。
C CHANNELは、「food」「beauty」「girls」「shopping」など、様々なジャンルに分けてアカウントを運用しています。そのほとんどが、情報提供の軸で運用されているものです。
まとめ
今回はストーリーズとIGTVの投稿事例をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
Instagramは毎日投稿さえしていればいい、というわけではありません。ここでご紹介した投稿事例を参考にして、「それぞれの投稿は、どの種類の投稿に当たるのか」を把握してください。
そして、それぞれの投稿にしっかりとした目的を持たせて、Instagramの運用をしていきましょう。
(関連記事:【保存版】これさえ読めば分かる!Instagramの全機能と効果的な使い方)
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