LINE公式アカウントのリッチメニュー攻略法
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LINE公式アカウントの運用において、友だちからのリンクのクリック(ECサイトへの遷移)や実来店といった成果を残すために重要な機能の一つが「リッチメニュー」です。
このリッチメニューをうまく活用しているかどうかで、運用の効果が大きく変わってきます。
今回は、そんなリッチメニューの活用術を、事例を交えながら解説していきます。
Contents
リッチメニューとは
(@共立リゾート【公式】 LINE公式アカウント)
「リッチメニュー」とは、トーク画面の下に表示されるバナー画像のことです。LINEユーザーが最も頻繁に開くトーク画面の下半分を占領するため、高いクリック率が期待できます。
また、リッチメニューは無料で活用できる機能となっているので、もしまだ活用されていないという場合は、すぐにでも活用されることをおすすめします!
そして今回の記事では、これからリッチメニューで効果をあげたいという方に向けたノウハウをまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。
リッチメニューの設定方法
まず始めに、リッチメニューの「設定方法」を簡単に解説していきます。
以下がリッチメニュー設定画面の全体像です。
この設定画面は、大きく分けて以下の2つの分類となります。
① 表示設定
② コンテンツ設定
「表示設定」について
●タイトル…管理名を設定できます。リッチメニューを一覧で管理する時に、わかりやすいように名前をつけましょう。
●ステータス…リッチメニューのON・OFF(表示・非表示)をコントロールすることができます。
●表示期間…リッチメニューが表示される期間を設定することができます。期間限定のキャンペーンなどを行う場合に、便利な機能です。また、特に表示期間を設けないという場合も、表示期間を設定しないとそのリッチメニューの保存ができないので、必ず設定するようにしてください。
●メニューバーのテキスト…以下の図の「WEB相談・多彩な建築実例」の箇所で、リッチメニューの表示・非表示を切り替える時にタップする部分のテキストになります。
(@ミサワホーム LINE公式アカウント)
なお、こちらのテキストは14文字以内で設定できます。ユーザーが思わず押してしまうような、キャッチーなテキストを設定しましょう。
●メニューのデフォルト表示…ユーザーがトーク画面を開いた時に、最初からリッチメニューを出しておくか、メニューバーをタップした時に表示されるように隠しておくかを設定できます。最初から表示させるメリットとしては、リッチメニューが目立ちやすく、クリック率を上げることができます。対してデメリットとしては、通常配信するメッセージが見えにくくなってしまうことが挙げられます。運用方法に応じて、設定を使い分けましょう。
「コンテンツ設定」について
「テンプレートを選択」からは、あらかじめ用意されたボタンの領域を使うことができます。
テンプレートは以下のように様々なものがあります。
また、以下の「背景画像をアップロード」というところから、先ほど設定したテンプレートにあった内容の画像を選定してアップロードします。
リッチメニューの画像をアップロードする際は「背景画像をアップロード」から任意の画像をアップロードします。
リッチメニューではテンプレートのタイルごとに画像を設定するのではなく、1枚の画像を背景としてアップロードする必要があるため、あらかじめ選択するテンプレートのサイズに合わせて画像を調整する必要があります。
アップロードできる画像のサイズは以下の6パターンです。
以下「アクション」からは、ユーザーがリッチメニュー内の画像をタップした時に反応させたい動作を設定することができます。
その内訳は、以下の通りです。
●リンク…WEBサイトへのリンクを設定できます。
●クーポン…あらかじめ設定したLINE公式アカウント内のクーポンを設定できます。
●テキスト…記入した内容をそのままメッセージとして表示できます。
●ショップカード…来店回数によってポイントやスタンプラリーを実施できる、LINE公式アカウント内のポイントカードを設定できます。
集客につながるリッチメニューとは
続いて、リッチメニューの効果を最大化するための具体的な運用ポイントについて解説していきます。
クリエイティブにこだわる
(@ELLE Japan LINE公式アカウント)
トーク画面を開いた際に大きく表示されるのがリッチメニューです。
そのため、ユーザーに与える印象は大きくなり、LINE公式アカウント上での「企業の顔」とも言えるものになります。
見せ方や内容など、細部までこだわることが重要です。
ユーザーの注意を引くことはもちろん、目立つからこそ、以下のように画像のデザインや配色にまでこだわってください。
画像をボタン風にする
(@スターバックスLINE公式アカウント)
リッチメニューは、各項目をタップしてもらうことで、ユーザーのさらなるアクションを喚起するものです。
つまり、そのデザインを「ボタン風」にすることで、より大きな効果が期待できます。
実際に画像をボタン風にすることで、クリック率が30%近く改善したという事例もあります。
一方で「タップできるのかわからない」ようなデザインだと、クリックされにくくなる傾向にあります。
「ここはタップできるところである」ということが一目でわかるデザインを心がけましょう。
リッチメニューとリッチメッセージで画面全体をLP化する
リッチメッセージでは、リンク付きの画像を配信することができます。
この機能とリッチメニューを組み合わせて使うことで、LINEのトーク画面を一気にLPのように仕立てることができます。
(@キャリんくLINE公式アカウント)
画面全体を使ってユーザーに訴求できるので、強いインパクトとともに高いクリック率が期待できます。
遊び心を持たせた企画を実施する
上記で述べてきたことは主にデザインに関することでしたが、リッチメニューでは、デザインに加えて企画も大切です。
以下のようにユーザーが思わず参加したくなるような、遊び心のある企画を実施することで、リッチメニューのクリック率向上(リッチメニューからサイトへの遷移)が見込めます。
(@Honda LINE公式アカウント)
また、その上で意識してほしいのが「ユーザーの属性(性別・年齢・地域など)」です。
自社のLINE公式アカウントの友だちは、どの属性なのかを確認した上で、その属性に合わせて、楽しんでもらえるようなキャンペーンやオファーを企画してみてください。
リッチメニュー作成に役立つ無料サイト
ここまでリッチメニューの活用方法について解説してきましたが、ここでは実際に画像を作成する上で役立つ無料サイトを紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
Canva~無料でサイズ感ぴったりの画像が作成できる~
Canva : https://www.canva.com/
無料で使える画像製作ツールです。サイズやレイアウトもかなり自由度が高く、リッチメニューで対応しているサイズに合わせた画像製作も簡単に行えます。
デフォルトで使える画像もかなり種類が豊富なので、少しのアレンジでオリジナルの画像が作成可能です。
また、LINEリッチメニューのテンプレートがまとめられたページもあるので非常に役立つと思います。
O-DAN~上質感を演出できるフリー素材が集まるサイト~
O-DAN : https://o-dan.net/ja/
世界中の無料写真素材を無料でダウンロードできるサイトです。風景・物・人など、豊富に揃っています。
上記で紹介したCanvaを使う上でのベースとなる素材を探すのにも便利なサイトです。
Icon-rainbow~商用利用ができる無料のアイコンが集まるサイト~
Icon-rainbow : http://icon-rainbow.com/
リッチメニュー作成に活用できるアイコン画像が、無料でダウンロードできるサイトです。種類も多く、あらゆる業種・業界で活用することができるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
リッチメニューの作成を行うにあたっては、上記のような無料のサイトを活用することで簡単に作成することができます。
自社内にデザイナーやクリエイターがいないという場合はぜひ、上記のサイトを活用しながら作成してみてください。
まとめ
LINE@がLINE公式アカウントに統一されたことで、無料で活用できるようになったリッチメニュー。
それをうまく活用することでLINE公式アカウント運用の成果を大きく向上させることができます。
また、画面の占有が大きい分、リッチメニューはLINE上の企業の顔ともなり得ます。
絶対に失敗したくないという場合は、SNSのプロに外注するのも一つの手です。
弊社でも、LINE公式アカウントの「運用代行」や「運用コンサルティング」といった形で、皆さまのLINEマーケティングを支援させていただいておりますので、LINE公式アカウントの運用でお困りの場合は、お気軽に当サイトよりお問い合わせください。
LINE公式アカウントを友だち登録してくれたユーザーとの関係性を深め、しっかりと成果に結びつけられるよう、リッチメニューをフル活用していきましょう!
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